風の時代

ムスカ大佐の劣等感、バルスと水瓶座の冥王星

mugimaru

12星座はひとつ前のサインを否定して進化していく____

西洋占星術を嗜んでいる人なら聞いたことがあるであろう、この言葉。

これは現代モダン占星術の概念で、人の精神の成長段階を表しているんだそうですね。

何気なく眺めていたSNSで、天空の城ラピュタのムスカ大佐の画像が目がとまり、

「山羊座の冥王星を拗らせた感じだな」

と思った。

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時代のムードメーカー海王星が、2025年4月1日、新しい165年サイクルに入ったとはいえ、世界はグラデーションで変わっていくもの。

次いで7月には変革の星、天王星が双子座へと移動するので、ついに風の時代本番に突入だ!!と、占いスピリチュアル界隈で持て囃されるが、実際はどうだろう。

とりとめのない話になってしまうが、ムスカ大佐の画像から思いついた、占星術てき小話を書いておこうとおもう。

結局ムスカ大佐は何がしたかったのか

ラピュタ王室の血を引いているムスカ氏は、ラピュタ帝国を再興させたかったわけですが。

しかし、思惑通りに王になれたとしても、再興後に何をしたかったのか不明です。

まるで小さい子供が「ボク王様になりたい!!」と、言っているだけ。

権力ってなんかスゲー!偉くなれば何でも出来るでしょ!みたいなね。子供が言ってるぶんには可愛いですけど。

世界をラピュタに平伏させたいと言う、チカラを持ち、そこでトップに立つことが目的になっていそうな、実に明快な悪役。

冥王星山羊座時代をコジラセに拗らせまくった挙句に擬人化したら、ムスカ大佐になるんじゃないかなと思います。笑

しっかしまぁ…ムスカ氏は大佐の役職に就けるほど優秀なはずなのに、どうしてこんなに拗らせてしまったのか。

”生年月日不明!ムスカ氏のホロスコープを勝手に組み立てる!”とかやったら面白そうだけど、誰かやったらメンションで教えてください。←

んーーー、山羊座の冥王星に月と太陽と火星が、キツイ角度とってそうなイメージ。なんなら全部コンジャンクションとか笑

拗らせの原因はコンプレックスか?

このブログに辿りついた人の中には、山羊座エリアに冥王星を持つ人も多いと思います。2008~2024年うまれが冥王星山羊座世代ですからね。

その人たち全員がムスカ要素があると言っている訳ではありませんよ。断固として違います。勘違いしないでほしい。

本来は優秀であろうムスカ氏があんな拗らせ大人に仕上がってしまったのは、出自に関するコンプレックスなんじゃないかなと、私は勝手に推察しています。

ムスカ氏の本名は、
「ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ」
ラピュタ王の血を引くけど、分家

そしてヒロイン、シータは
「リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ」
ラピュタ王の血を引く真の、本家。

真のラピュタ王ではない劣等感。

でもさ?

ラピュタが滅んでから数百年も経っているし、普段は軍の仕事をしている立場のあるエライ人なわけで、当然お家柄もよく、

分家であることを周りから揶揄されたり、幼少期にいじめられてました、とかも想像しにくい。

となると、このコンプレックスは、ムスカ自分で自分の中に生み出し育ててしまっただけのもの、なんですよね。

カンペキで無いことが、許せなかったのかな。

水瓶座は山羊座をバルスする

冒頭で書いた、12星座はひとつ前のサインを否定して進化していきます、って話。

山羊座さんが劣等感を持ってしまうと、割と重くなりがち。心の奥底に重く暗くペビーな何かがありそうな、ちょっと影あります的な。魅力ではあるけど。

それを燃料に頂上まで走り続ける覚悟はとうに出来てますって感じで、蠍とは違う意味で深刻さを伴ってたり。

自分の価値観(ルール)のなかで頑張るけど、燃え尽き症候群になりがち。放心しちゃう。

目標に向かって頑張る姿勢は素敵だけど、すべてが叶う訳じゃないとき。絶望と挑戦のループから救ってくれるのが、お隣の水瓶座さんじゃないかと思うのです。

山羊座は社会星座であるけれど、全体を見渡す視野の広さを発揮できるのは、頂上という見晴らしの良い場所に立ててから。

水瓶座は俯瞰して全体をみる能力をもともと持ち合わせているからこそ、視野狭窄してる必死で夢中な山羊座に、視点の転換を促してくれる。

コンプレックスだろうが、足掻いても手に入らないポジションだろうが、お金だろうが、それがこの世という箱の中のモノであるなら___

「アナタの価値とは別問題じゃない?」とか

さらっと軽く、執着から一線を引けるような、終わりのヒントをくれる。たぶん本人にそのつもりはないだろうけど。

深刻に凝り固まってしまった唯物論的な価値観を、サクッと破壊するのだ。

ラピュタの中では、シータとパズーが滅びの呪文を叫び、ムスカの劣等感もろとも過去の遺物は地に落ちていった。

まとめ:風の時代のココロの平和

天空の城ラピュタの滅びの呪文『バルス』は、トルコ語で『平和』を意味する言葉に由来するという説があります。

水瓶座のキーワードのひとつに『平和』がありますが、忘れてはいけないのが『革命』も水瓶座の象意であること。

人間が人間らしく生きられる平和な時代が、いずれやってくると私も思いますが、平和というのは動乱期の後におとずれます。

変革期に生きる私たちが出来ることって、行き過ぎた古い劣等感は持たないようにすること。劣等感はあるけど、同時に、どうでもいいと思えれば◎

劣等感は欲求を刺激し、経済を回します。

これまでの時代はそれが当たり前で、疑う人が少なかっただけ。

これからの時代は、別のルールで経済が動くように、変化していくのだろうか。

もう、あの手この手で正解を定義したがるネットの海で、情報に振り回されて、疲弊してしまわぬように。

『わたし○○が××だけど、
生きていけてるし、まぁいっか☆』

くらいで良いんだと思うよ。

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読んでくれて、ありがとう。

またね。

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