海王星牡羊座。165年の新世界、開墾の序章
こんにちは、ムギマルです。
2026年1月27日、海王星が魚座から牡羊座入りしますね。
海王星は約165年の公転周期をもち、西洋占星術では土星外惑星すなわちトランスサタニアンと呼ばれる天体です。
海王星の発見は1846年と新しく、古典占星術では海王星は星座をルールしていませんが、現代占星術では魚座の支配星に配置されています。
海王星のキーワードは、
- 不明瞭で曖昧なもの
- 場に漂う雰囲気や情緒
- 時代を支配するムードや空気感
- 人類共通の普遍的な想い
- 陶酔する理想や夢や物事
- 夢想・幻想・幻惑
に関する事柄です。良くも悪くも。
海王星の良くも悪くもな部分については別記事で深掘れたらと思いますが、今回は海王星の牡羊座イングレスについて。
この海王星の魚座(12サインの最終)から牡羊座(春分点・12サインの始点)への移行は西洋占星術でみる大転換であり、
新しい165年間の、世界に漂う雰囲気とプロローグを象徴する、と言えると思います。
海王星魚座と心理的依存
牡羊座入りを語る前には先に魚座について述べておきたいのですが、前述したように魚座には、不明瞭で曖昧で境界線が無くなる、という世界観があります。
あくまでサイン魚の世界観のハナシで太陽魚座の人が全員そうだと言うつもりは毛頭ありませんが、
- 自他の境界も曖昧になり
- すべてはひとつ(ワンネス)で
- それを信じる(I Believe)
という魚座世界の色は良い向きでは優しさとして発揮され、悪く出てきてしまうなら他者へ依存したり(されたり)することになります。
依存先の他者というのは、そのまま特定の誰かかもしれないし、我慢しかない会社やグループなどの団体かもしれないし、アルコールなどズルズルと止められない悪習慣かもしれない。
そして、それを信じている。
○○は嫌だしつらいけど
良い部分もあるよね?と。
みんなと一緒だから
この選択で間違いないよね?と。
楽で受け身な依存をしていたいから、現実を見ようとせず曖昧にし、自分が見たい夢を信じてる。
ひとつ解りやすい例をあげるなら、アルコールの最新研究があります。
少量なら健康に良いといわれ「百薬の長」の座にあったお酒が、研究の不適切な面が発覚してしまい「健康に良い」は「幻かもしれない」というものです。
こちらは2023年の春、海王星ドミサイル中の魚座に、土星が入座した頃のニュースでした。
(この研究について詳しく知りたい人は、ご自身でググってみてくださいね☆)
アルコールは海王星のキーワドですから、そのまますぎて占星術てきにビックリなニュースです。
つーか筆者ムギマルはお酒が好きなので「まじかよ…」とショックを受けましたが、少量ならメリットもデメリットももたらさない説もあるようなので、信じて飲み続けます。笑
この「信じて飲み続けます」 というのが、海王星の悪い面です。
現代占星術の魚座支配星である海王星がドミサイルしていた13年間は、海王星の良い面も悪い面も強調されていたと思うので、
癒しや優しさに心動かされた体験や、または盲目的に信じていることがあったかなど、振り返ってみるのも面白いと思います。
海王星牡羊座時代~2039年まで
165年かけてホロスコープを1周する海王星は、ひとつの星座をおよそ13年かけて運行していきます。
ですので2039年までが海王星牡羊座時代なのですが、今回のようにトロピカル方式の牡羊座0度(春分点)に土星以遠の惑星が来る時期は、
歴史的に見ても時代の転換であることが多く、西洋占星術的にとても非常にカナリすっごい重要な出来事なのです。
前回の海王星牡羊座時代は、
- 幕末~明治維新ごろ(日本)
- 南北戦争と奴隷解放(アメリカ)
- アラスカ購入(アメリカ)
- イタリア統一戦争(旧・サルデーニャ王国)
など、帝国主義の拡大と近代化の動きが加速した、激動の時代でした。
- 魚座・海王星:ワンネス(グローバル化)
- 牡羊座:自立・独立(個の台頭)
この相反する質が入り乱れる時代は、社会構造のパラダイムシフトが起きやすいと言えます。
トランスサタニアンは世界の風向きにのみ関与し、個人の運勢へ影響は無いという古典的な考え方を、
(個人天体と強いアスペクトがある場合は除いて)筆者ムギマルは基本的に採用しておりますが、
個々の世界が広がった近代においては、直接的な影響は感じられなくとも、誰しも世界の中で生きているので、時間をかけて間接的な影響が降りてくるものだと思います。
そんなとき「個人の精神的な自立やココロの強さを大切にしていきましょう」と、今回の海王星牡羊座入りのホロスコープが教えてくれているのかもしれません。
牡羊座。海王星の夢から醒めるフロンティア精神
海王星魚座時代は、良くも悪くも優しさや親切さ、全体性が強調されやすい時代でしたが、牡羊座では「個の精神性の自立」がテーマになりそうです。
海王星魚座時代、その特有の全体性に呑まれ周りに同調し自分の意志が無くなるような感覚や出来事に、翻弄された人も多かったかもしれません。
しかし、海王星が牡羊座に入ってからは、その雰囲気が変わってくると思います。
牡羊座は、
- 新たな世界を突き進む
- 純粋なエネルギーとして
- 私は在る(I Am)
12星座の原初の火、始まりの情熱。
「この火を使って何をしようか?」という感じのサインが牡羊座です。
海王星魚座時代、なんとなく漂っていた夢や理想または、実態を伴わない世の中の「雰囲気」は、
牡羊座の陽の火星のエネルギーを受け、急速なアクションとして世の中に表現される可能性があります。
そしてエレメントで考えるなら、
- 牡羊座…火
- 海王星…水
エレメントで水に関連付けられる海王星は、牡羊座に入ることで火の影響を受けるんですよね。
水は、火に熱せられると湯気が立ち込め、水蒸気になり、時には水蒸気爆発のような莫大なエネルギーを生みだすものです。
また、土星も海王星の後を追うように牡羊座に入座するので、それは実際性を伴い具現化も早そうな予感を期待させますね。
牡羊座の陽の火星の突破力や新生のエネルギーは、精神的な依存からの脱却を促し、新しい目的のためにはココロの地盤固めが必要なことを示唆しているかのようです。
海王星の牡羊座イングレスは自己意識の再構築、精神的な「I Am(私は在る)」を表明する勇気であり、
牡羊座という未開の地に踏み出しゼロから開拓していく心意気、依存から脱却する勇気の雰囲気が、海王星牡羊座時代に漂うのかもしれません。
心機一転なにかチャレンジしたい事柄がある人は、このタイミングのエネルギーに乗っかって行動してみるのも意義深いスタートになりそうです。
海王星牡羊座、占いスピリチュアル業界の変化
曖昧で不明瞭なものを表す海王星のキーワードのひとつに、占いやスピリチュアルが含まれます。
占いやスピリチュアルは、大真面目に深く向き合っている側からすれば木星の象意に含まれますが、専門外のユーザー側からみたなら海王星の象意です。
海王星が魚座から牡羊座に移ることは、占いスピリチュアル業界で語られるココロの在り方や精神世界の捉え方が、大きく変わっていくのかもしれません。
- 魚座:ワンネス・イメージ・癒し・共感
- 牡羊座:自立・行動・たたかい・エネルギー
ですので、
海王星魚座時代の、癒しや共感ベースの寄り添った心理的アプローチは使い古されたものとなり、
誰かを信じるのではなく、誰かに信じてもらうのでもなく、自分で自分を信じるアプローチへ変わっていくのではないかと思います。
占いスピリチュアル業界でよく聞く、願望実現や引き寄せの法則についても、
- 魚座:イメージすれば叶う
- 牡羊座:行動すれば叶う
に変化していくのではないでしょうかね。
うーん…占いスピリチュアルというよりも、自己啓発よりになるのだろうか??しらんけど。
癒しだ寄り添いだなんだと言いつつ(←必要な時もあるけれど)、うっかり間違うとただの現実逃避の手段になりがちな占いスピリチュアルですが、
牡羊座のエネルギーを纏う海王星は、
- スピリチュアルは生きるということ
- 逃避ではない本物のスピリチュアリティだけ残る
- 成果をもたらす実践的スピリチュアル(なんかビジネス系ぽいw)
- 盲目的な信仰から離れ、自分を信じ、自らが人生のリーダーになる
という雰囲気をもたらし、何十万もかかるような怪しいビジネス系スピリチュアル含め、
これまで憧れていた理想のリーダー像が崩れて、詐欺的なものはオワコン化していくのではないかと思います。
キラキラした魅惑的なリーダー像やよりも、裏表がなく健康的な雰囲気の人のほうがウケが良いかもしれません。
スピリチュアルは特別な人のものではなく、個々の中にスピリチュアリティは在る、と言いますか。
ココロの安寧はスピリチュアルリーダーに頼るのではなく「自己責任で探求する」ことが見直され、
規則正しい生活や運動などの、フィジカル面から、自分自身で内面を整えようとする実践的アプローチが増えそうな気がします。しらんけど。←二回目w。
「虚栄から目を覚まし、自分で作る未来」
占いスピリチュアル業界において、このテーマが強調されていく13年間になるのかもしれません。
まとめ
2026年1月27日、海王星が牡羊座に移動します。
2025年は3月末~10月22日まで魚座に戻りましたが、ここからはサインを跨ぐ逆行はせず海王星魚座時代の本番がスタートです。
ドランスサタニアンの海王星がもたらすのは、世界に漂う雰囲気。
その海王星が12星座の始点である牡羊座に入ることは、世界のムードの大転換・新しいサイクルの始まりを表し、
個人の内面から社会構造、そして国レベルの文化や雰囲気にいたるまで、多面的な変化の引き金となると見られます。
占星術的な大変革の時代に生きているわたしたち、できることは日々を実直に生きていくことだけです。
この新しいサイクルの序章、牡羊座の活動的なエネルギーを受け止め、明るく前向きに過ごしていきたいなと思います。








